施術

施術

施術を「施術する箇所」と「施術する時間」

の二つの要素にわけて考えてみた

施術箇所、それは症状を解消するために施術すべきポイント、ツボのようなもの

施術時間、それは施術を施す時間それによって施術を受ける者の状態を変えることができる

つまり、受ける者の場を変えることができる。

さて、施術において重点を置くべきはどちらか

私はもちろん前者だと思う

施術すべきポイントが適切であれば

それは、受ける者自身の状態を変えるきっかけを与えることができるからだ。

では、施術の時間はどうか

受けるもの自身の状態、つまりその者のもつ場を術者によって変えることができる

しかし、それは術者によってもたらされた場であり

一時的な借り物の場にすぎない

何故なら、その人は日常に戻ればその人の場はたちまちにして

その人の日常の場に戻ってゆくからだ。

だから、施術時間をかけることは癒しや休息の場として有効ではあっても

根本的な治癒にはつながらない。

だから、これでは日本語的な意味でのいわゆる「セラピー」の枠を出ることができない

治療とは

その人の普段の生活の状態そのままでの場にどのような改善のための

きっかけを与えることができるか

それが治療なのだと思う。

本人が本人の状態における場を足場として、変化を感じ取り

治癒へと向かう足取りをつかんでゆく

それが本当の治療なのだと思う。

もちろん、時間をかけて休息と癒しを与えてくれるセラピーも必要です。

法華経にも化城宝処のお話しがあるように

人生には休息と充電が必要ですからね。

しかし、本当の治癒にはその先があるということを忘れないようにしないといけません。

いつまでもそこに安息していると、

本来のあるべき自分の姿には到達できないことになってしまいます。

本当に治るために必要なものは

実はとても簡素なものなのだと思います。




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