刺絡療法~

刺絡療法~

今年夏から、食事療法や漢方処方をしてもなかなか症状が改善しない方々に

刺絡療法を実施しております。
刺絡(しらく)療法とは、鍼灸の古典的な治療法で、
シンプルな方法です。では当院では一番細い注射針を使い、
指のポイントを独自の理論(BLM)をもとに穿刺点を決め、
ミリの深さで穿刺します。そこから少量の血液を絞り出す治療法です。
これにより、局所の於血が取り除けることと、
自律神経の刺激になり体質改善を促してゆきます。


夏ごろから、少しづつ適応となる方々にを重ねて参りましたが、
具体的な実績が上がってきましたので、少しご紹介いたします。


①食事もままならず、漢方もきつく感じて飲めず、子育ての上に疲労が重なり、
起きているのも辛い状態の方が、
刺絡を始めてから数か月で体調が改善し、顔色もよくなり、
現在は漢方も内服できるようになり、やつれていた状態から少しふっくらとした
健康的なご様子に変わった女性。

②昔から、体が弱く、薬も副作用がでてしまい西洋薬、漢方薬も一切だめ
という方に刺絡を施術し手足の冷えが改善してきた女性

③手足の冷えが極端に強く、漢方薬治療を行ってきたが今一つ改善が認められないため、
手と足のポイントと思われる指(診察により穿刺箇所は変わります。)に施術、
手足の冷えが例年に比べ楽になってきたという女性

④左手の指が数カ所冷たくて仕方がないという女性、
整形外科など他科受診中も改善なく刺絡を施術すると、
その場で冷たい指の箇所がご本人もおどろくくらいに温かくなった症例
など、色々と有効例がでてきています。

治療時間はほんの数分、
穿刺したあとの出血の色の確認と、出血の傾向などを確認して、終わりです。
甘いものを食べ過ぎたあと刺絡をすると、皮膚はぷよぷよとしていて、
針がプスッという感じで浮腫があるのがわかります。
そして血液はさらさらで、出血が中々とまりません。

また、逆に於血のある個所に穿刺いたしますと、
暗赤色の血液がでてきて、症状の強い場合はほとんど出血さえもしないとういう状況になります。
これを週に1回ペースで実施してゆきますと、
その時の体調にも左右はされますが、徐々に出血色は鮮明な赤い健康的な色に近づいてゆきます。

最初、漢方も何も治療として打つ手が無い方に直面し
どうしたものかと考えたあげく、刺絡療法を始めたのですが
拍子抜けするほど、「たったこれだけのことで!?」と思うくらい、
症状の変化がみられたかたもあります。

刺絡が万能ではありませんが、自分には必要かなと思われる方は一度ご相談ください。
(保険診療内で実施しております。)


               院長 春田博之

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